ボローニャ国際絵本原画展を見て

板橋区立美術館で開催中のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展を見に行きました。
昨年も行ったのですが、絵の完成度・緻密さ・個性的なタッチや色使いに毎度驚かされます。
すごく細かいところまできっちりと線を描いたり、何色も重ねたりした絵が多くて、何でこんなに細かいところまで…と思っていたのですが、それもそのはず、「絵本」のための絵なのでした。絵本を読む子供たちは、至近距離でその絵を見、何度も何度も読み返したり、端から端まで見つめたり…なので、ちょっと離れて見る絵画とはまた違った趣きの絵が多いのです。
絵は見てくれる人のことを考えて描くことも大切なんだ…という大事な事に気付き、私も個性的で大胆で、だけど緻密で楽しくて…そんな絵を描けるよう、日々精進せねば!と思った1日でした。

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