<日本絵本賞>受賞絵本原画展を見て

昨日、世田谷文学館で<日本絵本賞>受賞絵本原画展を見てきました。(またまた展示期間終了間際、台風上陸前のすべりこみセーフ。)
ささめやゆきさんや、先日残念ながら逝去された長新太さんの原画を間近で見ることが出来ました。製本されても十分美しい絵本たち(原画のそばに出版されたものが置いてあります)ですが、原画は更に鮮やかな色彩で見ごたえあるものでした。タッチものびのびとしていて見ているだけで楽しくなってきます。いつか私にもこんな絵が描けるといいな…。
同時開催の仕掛け絵本「とびだす!妖怪の絵本」展もとてもおもしろかったです。荒井良二さんや宇野亜喜良さんが作った複雑かつ迫力ある仕掛け絵本の制作課程のスケッチから原画まで見ることが出来ます。絵を立体で考えるのは楽しそうだけど、実際に作るとなると、かなりの設計力が必要となりそうでした。
絵本の世界は限りなく広くて深い…そんなことを垣間見れたひとときでした。
写真は世田谷文学館の入口と池にいる見事な錦鯉、原画展のパンフと私が買った絵本の数々です。
 

カテゴリー: イラストレーション・アート パーマリンク