先日、bunkamuraザ・ミュージアムで『ルドンの黒』展を見てきました。
ルドンは19世紀~20世紀のフランスの画家で、色鮮やかなパステル画で知られています。
しかし彼がパステルや油彩などで色を使い始めたのは50歳を過ぎてからということで、今回はそれ以前の黒のみを用いた作品が主に展示されていました。
私も黒一色の絵を描いてみたいと思っているので、表現方法などとても勉強になる部分もありましたが、色だけでなく、不気味な幻想の世界を描いている彼の世界は、かなりダークで、正直、私には理解しがたい世界でした。
それは彼の孤独な生い立ちや生活によるものだったようで、妻や子などの家族ができてからは色彩豊かな絵になっていきます。
それを見て、なんだかホッとしてしまった私なのでした。
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