渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアムの『20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代』展を見ました。
ピカソやクレーをはじめ、シャガール、ルネ・マグリット、カンディンスキーなどどれも美術の教科書で見たことのある有名な画家ばかり。今回、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館がたまたま改修工事中だから貸し出してもらえた作品もあるようで、貴重な展示だったようです。
どの絵も色と色の組み合わせがものすごく良かった!絵の具から出たまま、とか、空だからこの色、とかの当り前な色じゃなくて、「あぁこんな色もあるんだ」と気づかせてくれる深くて素敵な色たち。
明るいだけでも暗いだけでもなく、原色だけでも中間色だけでもなく。
人が作り出せる色は無限大。でもその中から美しい色を作り出す感性が才能なんだと思う。
今回、クレーの作品を初めて生で見たけど、どれもとても良かった。色が本当に美しい。タッチや画材は様々だけど、どれも本当に絵を大切に大切に思って描いてるように見えた。胸がキュンとなる絵だった。
館内のVTRで現地の美術館内の様子が流れていたけど、白い壁の光溢れる美術館だった。日本の美術館は作品保護のため照明の暗いところが多い。できれば、あれ位明るいところで今回の作品を見てみたい。そしたら、美しい色がより美しく見えるだろうに。
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