以前住んでた家の周りで、健康のために夜のウォーキングをしていたことがある。
そのコースでは、いつもあるお寺の横を通るのだが、そこの壁には『教え』が貼りだされていた。
ある時
『いい人とは自分にとって都合のいい人である』
と書かれていた。
それを読んだ私はちょっとした衝撃を受けた。
確かに自分にとっての『いい人』とは、自分がして欲しいことをしてくれたり、言ってほしいことを言ってくれる人、感情や好みにどこか共通項や共感を得られる人だったからだ。
でもそういう『いい人』とばかり付き合っていては魂の修行はできない、というのだ。
考えや意見がすべて理解してもらえず、共通項や共感できる部分がひとつも無い人を受け入れるということ。
今でもその意味をずっと考え続けている。
答えはまだ出ていない。
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