今日はお友達の舞さんのお誘いで歌舞伎を見に行きました。
歌舞伎座が建て直されるということで、『五月大歌舞伎』の頭に『歌舞伎座さよなら公演』と付いています。
恥ずかしながら、人生初めての経験。
江戸東京博物館でちょっとはお勉強したものの、日本史や江戸風俗に全く通じてないザ・ド素人の私。
なのでイヤホンガイド借りて、筋書きも買いました。
席も遠慮がちに(?)3階席↓
意外に舞台を近くに感じたけど、花道がほとんど見えなかったのが残念。
最初の演目は市川海老蔵の『暫=しばらく』。海老蔵が悪を退治する勧善懲悪なお話。
これぞ私が思い描いていた『ザッツ歌舞伎』な世界でした。
色鮮やかでド派手な衣装と動き。どれも目がクラクラするような眩しさと華やかさ。
イヤホンガイドでのセリフ解説が無かったとしても、見ているだけで楽しい舞台でした。
私が個人的に好きだったのは尾上菊五郎の『加賀鳶=かがとび』。
庶民の話なので建物も着物も地味目なんだけど、悪役が主役なのがおもしろい。
菊五郎は貫禄があってとっても格好良かった。声もすてき。
初めての歌舞伎鑑賞、分からないなりに十分楽しめました。
でも予備知識があったらもっと楽しめるのは言わずもがな。
今度は色々勉強してから行きたい。
鑑賞後はタルトが有名なお店、キルフェボンヘ。
美味しい雷峰(イチゴ)タルト食べて、楽しくおしゃべりして帰りました。
歌舞伎にしても、何にしても、視野を広げることへの時間とお金はなるべく惜しみたくない。
それが自分という人間の幅を広げて、イラストにも活かされるなら、こんなに素晴らしいことはない。