『ムーン・パレスを描く』展に参加します

7月には『旅の風景』展の他に、ギャラリーダズルさんの『ムーン・パレスを描く』展に参加します。

これはポール・オースター著の『ムーン・パレス』の挿画(中に入るモノクロの挿絵)と装画(いわゆる表紙)を想定してイラストレーター14人がイラストを描く展示です。
4月と5月に1回づつ、書籍デザイン会社・マルプデザインの清水さんにレクチャーを受け、ラフを見せ合ったり、どこをどう工夫していくか…などの話し合いがもたれました。

今回はそういった過程を経て完成した原画の他に、マルプデザインのデザイナーさんによってデザインされたダミー本や印刷物も作られます。
『ムーン・パレス』を読んだことのある方はもちろん、読んだことの無い方にも視覚的に色々楽しめる展示になることと思いますので、皆様ぜひ足をお運びくださいませ。

『ムーン・パレス』展DMに載っているのはそれぞれが描いた本の登場人物です。
私が描いたのは主人公の青年、M・S・フォッグ↓

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