『ロートレック コネクション』展

今日は大学時代のお友達、Yちゃんがチケットを持っていて、 Bunkamura ザ・ミュージアムの『ロートレック コネクション』展に誘ってくれた。
ロートレックは好きな画家のひとり。
有名なリトグラフもいいけど、厚紙(ボール紙)に描いた油絵がたまらなく好き。
去年の2月にサントリー美術館で見て衝撃を受けた。
顔だけとかの一部に色を置いてるものも、全体を塗り込んでいるものも、タッチや色遣いが本当にいい。
暗い色の絵もただ真っ黒なんじゃなくて微妙な色の差で表現してて、深くて美しい色を何度も塗り重ねてて、肌の色とか何とも言えない素敵な色で。
Yちゃんが「ずっと見てても飽きない感じ」って言ってけど、本当にその通りだと思った。
リトグラフは筆で描かれた線が美しい。
浮世絵に影響を受けたそうだけど、それよりももっと躍動的でノビノビとしている。
配色も渋い中間色やグレーメインなのに沈んでなくてセンスいい。
今回は『コネクション』という名の通り、ロートレックと関係のあった人の作品も数多く展示されていた。
師匠とか、友達とか。
私はずっと『コレクション』と勘違いしてたので、最初は「全部ロートレックじゃないのね」とがっかりしたけど(Yちゃんごめん)、途中からロートレックの絵と比較できるいい対象だということが分かった。(失礼な話だが)
同じような絵を描いててもやっぱりロートレックの線や塗りの方が魅力的だったし、秀でている。
贔屓目でなく、名前を見ずに別人だとわかるくらいだった。
ロートレックがなぜこれだけ名を残したのかが分かる。

というわけで「ロートレックオンリーじゃなければ図録はいらないわー」と買わなかったら、併設の売店で画集が図録よりも安いセール価格で売ってた。ラッキー!
美術館を出て、パスタ屋でランチ。
そこで私は後ろ向きな発言を連発してYちゃんにたしなめられる。
いけない、いけない、せめて言葉だけでも前向きにしなければ…!
疲れやプレッシャーは言い訳にならない。
そういうことに気付かせてくれたYちゃん、ありがとう!
Yちゃんもwebムービーを見てくれたそうで、とても褒めてくれた。
面と向かって褒められるのは照れくさいけど、とてもうれしい。
またそんなお仕事が出来るよう、前向きに頑張る!

Yちゃんにもらった旅のお土産etc.
いつもありがとう!

カテゴリー: イラストレーション・アート パーマリンク