『レンピッカ』展

23日は渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムの『レンピッカ』展へ。

レンピッカはバイセクシュアルであったり、自身のポートレイトをカメラマンに撮らせたり、娘の面倒をほとんど見なかったり…と自由奔放に華々しい人生を送った美しい人。
でもそれは一時期のことで、のちに重度の鬱病を患ったり、肖像画が売れなくなった後は新しい画風を模索し、抽象画やパレットナイフを使って描いたり、自分の絵のレプリカを描いたり…と苦悩の時期を過ごしている。晩年近くには再び脚光を浴びるも、やっぱりそれは全盛期の画風で。
画家にとって絵が評価されないということは何より辛いことだったと思う。趣味で描いていない限り、やっぱり絵が売れてなんぼ、の世界だから。画風を変えても絵を売りたかった気持ち、とても切なく伝わってきた。
でも最後まで見栄を張って気高く格好良く生きた女性、でもあったと思う。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日のにゃんこ。
100424_1250
普段から寒いと布団やブランケットの中にもぐり込むミーコであるが、今日は新聞紙の下にもぐり込んでいた。

カテゴリー: イラストレーション・アート パーマリンク