昨日と今日の幸せ

昨日は大学時代のお友達2人と『番狂せ』へ。
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(2人にもらったお祝いの品。いつもどうもありがとう!)
3人で昔話に花を咲かせていたら、初めてお会いする編集者の方が私のHPを見て展示を見に来てくださった。
帰宅したら、先日したお仕事のサンプル品が届いてた。
幸せな夜。
☆ ☆ ☆
今日はユトリロ展と猪熊弦一郎展へ。
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ユトリロ展、まだまだ展示期間があるかと思って油断してたら日曜日までだったので良かった。
こんなにたくさんのユトリロ作品を観るのは今回が初めて。
改めて「いいな~好きだな~」と思った。
空の色、壁の色、土の色。
グレイッシュな色をたくさん重ねた美しい色。それも絵ごとに違う。
タッチも軽快。でも雑じゃない。
特に雪景色が好きだった。グワッシュの絵もよかった。
ただ人物には思い入れが無いのかモデルがいないのか、ちょっと稚拙な感じがした。
彼の人生は悲惨だ。10代でアルコール依存症になったり、実母と自分より3歳若い継父を贅沢させるために絵を描かされたり。
お酒とは最後まで縁を切ることはできなかったようだし。
その苦しみが絵に宿っているからこんなにも寂しくて、美しいのだろうか。
でも絶望は感じなかった。純粋に絵を描くことが好きで楽しかったんだと思う。
その後、猪熊弦一郎展へ。
こちらはユトリロ展とは違ってのほほんとした雰囲気漂う楽しい展示だった。
洋画家の猪熊さんはかわいいにゃんこの絵から抽象画まで色々描いていて、有名なお仕事では三越の包み紙があるんだけど、どれも一貫して朗らかな感じ。
絵の見せ方もとっても良かった。
ぬり絵としてモノクロ絵のコピーが1枚もらえた。恐れ多くて色なんて塗れない。額に入れて飾ろうと思う。

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