ケーブルテレビで観た日本映画2つ。
絵を描きながら観る場合、日本映画は画面を凝視しなくて済むのでよい。
(ケーブルテレビで放映する洋画はほとんどが字幕)
『風花』
悲しい過去を持った風俗嬢(小泉今日子)と万引きして謹慎中の官僚(浅野忠信)が北海道を旅するお話。
キョンキョンは何をやってもキョンキョン。
ケバイ格好しても、はすっぱな話し方しても、風俗嬢には見えない。損だ。
その点、浅野さんはダサいメガネかけて厭味ばっかり言う官僚に結構なりきってた。
主演がこの2人じゃなかったら、どうかな、観るかなー?という感じのちょっとベタなストーリー。
『少年メリケンサック』
これは映画館行こうかと思ってたぐらいだから、観られてうれしい。
宮崎あおい扮するレコード会社の契約社員がネットで見つけたパンクバンド「少年メリケンサック」をスカウトしに行ったら、メンバーはすでに中年になっていた…というお話。
つい先日観た『最後の忠臣蔵』で渋いお侍さんだった佐藤浩市が、ここではガラの悪い汚いおっちゃんに。
テンポもよくて、細かいところにも笑いが散りばめられていて面白かったけど、全体的にちょっと下品。
そんな中、あおいちゃんの服装が可愛くてよかった。
おっさん達を嫌悪する演技もリアル。叫びまくって怒りまくる、吹っ切れた感じがイイ。
解説によれば、チョイ役に80年代パンクバンドのメンバーがそこかしこに出ていたらしい。
彼らを知っている人ならもっともっと楽しめるんだろうな。
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