最近観た映画

『ハリーポッターと謎のプリンス』

原作は5作目で挫折しちゃってるけど、映画は現在公開中の最終章をぜひ映画館で観たいので、DVDをレンタル。
『炎のゴブレット』や『不死鳥の騎士団』はちょっと中だるみなところがあったけど、これは最初から最後まで飽きずに観れた。
楽しい要素はだいぶ減って、いよいよ佳境に入ってきた感じのシリアスなストーリー。
ヴォルデモードの秘密が少しづつ明かされて行くのが興味深い。
ハリーがいつの間にかロンの妹のジニーに恋しちゃってるのには驚いたけど、この世代ならまぁよくあることか。
いづれにせよ、先が楽しみな展開だった。
『ターミナル』

ケーブルテレビの週末は観たかった映画が多いのでうれしい。
スピルバーグの映画だけど、いい意味で「っぽくないな」と思う。
主人公(トム・ハンクス)がNYの空港に降り立ったと同時に母国でクーデターが起こり、入国も出国もできなくなり、空港内で数か月間暮らす…というストーリー。実話に基づいているらしいけど、ほとんど脚色されている。
全体的にコメディタッチ。でも友情や恋、ジーンとくる場面も織り込んであり、最後まで楽しめた。
この大きな空港がすべてセットだったというのを後で知って驚いた。ロシア語っぽく話すトムの母国語もすべてアドリブだったと聞いて更に驚く。
トム、演技、うまいなぁ。。こういう役をやらせたら右に出るものはないなぁ。。。
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』

「絶対、泣くなー」と思って観た。案の定、泣いた。
樹木希林が上手過ぎる。
でもこの映画の親子は決して特別なものではなく、ごくごく普通の親子像だと思う。
だからこそ共感を生んでこんなにもヒットしたのだろう。
母親の子どもに対する深い愛と自分に対しての無欲さ。母親は偉大だ。
病気の時の姿とか自分の母の姿と重なって辛かった。
でもリリーさんはエライ。自分が成功した姿をオカンに見せることが出来たし、東京に呼んで2人暮らししている間もずっとオカンを養ったし。
きっとオカンにとって最後に2人で暮らした数年間はすばらしい宝物だったと思う。だから生きている間に十分親孝行出来ていたと思うのだ。
比べて私はイラストのお仕事を母に1回も見せることが出来なかった。孫の顔も見せられなかった。後悔することばかりだ。
でも母親が亡くならなければイラストレーターの道を目指すこともなかったと思うので、その思いは矛盾するのだが。
何だか、この時期にこの映画を観たことに意味を感じる。
もっと日々感謝して甘えず全力投球することを忘れるな、と言われているような気がした。
このお話、原作を読んでないのでぜひ原作を読みたい。

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