『チェンジリング』(2008年・米)
時代(1920年代)とはいえ、誘拐された子どもと別人の子どもを帰してよし、とするなんて、警察いい加減すぎるー!!
しかも実話ときたもんだ。
組織が保身のことしか考えないのはいつの時代も同じだけれど。
アンジェリーナ・ジョリーは被害者の母親役を熱演。
ただ、いつもは魅力的なタラコくちびるに、今回真っ赤な口紅をベッタリ塗ってるもんだから、そこばかり目が行ってしょうがなかった。
クリント・イーストウッド監督は時代性や心情を伝えるのがうまい。でも私は「グラン・トリノ」の方が好きだなー。
『Uターン』(1997年・米)
砂漠の果ての奇妙な街にやってきた男(ショーン・ペン)。そこで次々に災難に巻き込まれていって…。
これも【不条理】と【負の連鎖】の心すさむお話。最後も救いがない。
『13日の金曜日』(2009年・米)
シリーズ1~4をまとめちゃったリメイク版。
キャンプ場に来たテンション高めの若者を不条理に殺しまくっちゃいます。
それにしてもアジア系とアフリカ系の扱いがちょっとひどいんでないの。
『マッチポイント』(2005年・英、米、ルクセンブルク)
ウディ・アレン監督の映画は「それでも恋するバルセロナ」くらいしか観たことなかったけど、面白かった。
上流階級のクロエと結婚した元・テニスプレーヤーのクリス。義兄の元・恋人ノラと不倫するが…。
「太陽がいっぱい」を彷彿とさせるサスペンス。クリスの焦燥感とともに盛り上がっていくストーリー展開。
全然共感はできないけどね。
不倫相手のS・ヨハンソンは色気ムンムンで適役。
オチもいい。最初と最後にマッチポイント。ニクイ。
『ランダム・ハーツ』(1999年・米)
飛行機事故死した妻が不倫していたことを追求する巡査部長のヴァンデンブロック(ハリソン・フォード)と、相手の妻・ケイはお互い惹かれあい…。
まぁ、同じ悲しみを分かち合う相手に惹かれていく気持ちは分からないでもないが、何しろ、ハリソンがしょぼくれ過ぎている。セクシーさがみじんもなくてガッカリ。最初のランニング後の汗ばんだダルダルTシャツ姿には心底萎えた。
気持ちの流れも全然丁寧に描かれていないので、全く感情移入できず。
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